最初のステンド
一昨日前の事です。
38年前に初めて作ったパネルを写メる事が出来ました。
琵琶湖畔に40年程前に、不動産好きの母が別荘を建てました。
両親共に大阪生まれで大阪育ちのために、うちには田舎が有りません。
自然がいっぱいの田舎が欲しいと、子供の頃からの願いを聴いてもらえたのか、そうでないのかはわかりませんが、その別荘に、38年前、初めてステンドグラスパネルを作ってはめる事になりました。

クライアントの母の好みは華やかな「薔薇と蝶」でした。
歌の歌詞ではありませんが、御誂え向きのフィックス(ハメ殺し)のアーチ窓が階段を登った先に有りました。
東面の窓は、朝日と共に輝き始め、太陽の運行により、階段室の白い壁に移りこんだりと、さまざまな表情を見せてくれました。日が暮れると、湖西線の車窓からシャンデリアの灯が透けて、琵琶湖バレーの山裾に、ポツリとステンドグラスが、浮かび上がります。 

ステンドグラスの純粋なあり方でしょうか。
薔薇と蝶を一緒に描く趣味は 持てず、蝶と白い花にしました。
単純な絵柄ですが、蝶に変化を付けたくて、グリザイユで絵付けをほどこしました。 光の映り込みを考え、アンティークガラスを使用しました。ステンドグラスを透して、庭が見えます。
赤い屋根、白い壁のショウシャな建物でしたが、外観は最初のステンド
歳月と共に色褪せ薄汚れて しまいましたが、建物内部は、あまり変化が有りませんでした。